2019.07.03更新
交通事故【後遺障害等級14級9号の賠償金が,約240万円増額した事案】
■被害者
男性 給与所得者
■事故の概要
信号のある交差点をバイクで進入したところ,信号無視をして進行してきた車両に衝突された
■お怪我などの概要
頚椎捻挫,腰椎捻挫
■獲得した賠償金(示談金)の内容
ご依頼前:約320万円
↓
解決時:約560万円
■主張・立証などのポイント
ご相談時には,すでに通院が終了しており,相手方保険会社を通じた後遺障害申請で,頚部痛と腰部痛について14級9号の後遺障害が認定されていました。
そして,相手方保険会社から約320万円の賠償金の提示がありました。
相手方保険会社の提示する賠償金の内訳を検討したところ,休業損害,入通院慰謝料,後遺障害慰謝料,逸失利益について増額が予想されました。
特に,逸失利益については,相談者の勤務先での将来の昇級に影響が出ることが明確に予想され,その分を逸失利益に反映させるためには詳細に立証することが要求されました。
ご依頼後,相談者にご協力いただき,勤務先での昇級制限と減収について資料を作成するなどし,交渉を始めました。
交渉を継続することにより,相手方保険会社は,相談者の勤務先での将来の減収について納得し,
当初の提示から約240万円の増額となる約560万円での示談となりました。
今回,当初,相手方保険会社が提示した賠償金は,一般的には,高額な印象を受けると思います。
しかし,弁護士基準で計算する場合,ほとんどのケースで,さらに増額が可能となります。
今回のように,将来の減収の資料を準備することにより,逸失利益の増額が可能な場合もあります。
被害者ご自身では,このような資料の作成や交渉は難しく,弁護士に依頼することのメリットが大きいと思います。
相手方保険会社から提示がありましたら,まずは弁護士への相談をお勧めします。
当事務所は,初回無料法律相談を行っておりますので,ぜひご利用下さい。
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