2018.01.25更新
自転車事故について、個人賠償責任保険からの賠償額を約5倍に増額できた事例
■被害者
66歳・女性・家事従事者(主婦)
■事故の概要
道路を歩行中、自転車に衝突されたもの
■お怪我などの概要
片足の脛骨・腓骨の遠位端骨折など
■獲得した賠償金(示談金)の内容
ご依頼前:約90万円
↓
解決時:約550万円
■主張・立証などのポイント
加害者側が自動車やバイクではない事故については、いわゆる「自賠責保険」が登場しないため、『後遺障害』に関する賠償金をどのようにして獲得するかが問題となります。
この点、この件では加害者が幸いにも「個人賠償責任保険」に加入していたため、その保険会社に『後遺障害』を認定してもらうことができました(自賠責保険の基準では「12級」に相当するとの認定)。
もっとも、加害者側の保険会社は、こちらから希望しなければ、『後遺障害』の認定などの、賠償金を増やすための手続を積極的に案内してくれないことがあります。
実際に、この件でも、ご依頼前の時点では、後遺障害が残存していないことを前提とする賠償金額が提案されていました。
そこで、弁護士からは、「後遺障害診断書の取得」「お怪我の部位についての画像鑑定」などをお勧めし、診断書の内容についても事前に詳細なサンプルをお渡しするなどして、加害者側の保険会社に『後遺障害』を認定してもらうよう働きかけました。
このように、『後遺障害』を発見・認定できたことにより、賠償金の金額が飛躍的に伸びるケースもあります。
自動車事故・バイク事故などの通常の交通事故だけに限らず、加害者側に保険会社が登場している場合には、最終的な示談解決の前に、一度弁護士へご相談をなさってみることをお勧めいたします。
当事務所は,初回無料法律相談を行っておりますので,ぜひご利用下さい。
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